情報センター・事業案内
情報センターについて
兵庫県立聴覚障害者情報センターについて
兵庫県立聴覚障害者情報センターは、阪神淡路大震災の教訓を踏まえ、設立されました。
聴覚障害者の社会参加と自立を援助し、生活・文化の向上と福祉の増進をはかることを目的とし、さまざまな事業を行っています。
設置:兵庫県・神戸市(共同設置)
延べ床面積:約1,000㎡
指定管理:公益社団法人兵庫県聴覚障害者協会
必要性
聞こえないために社会参加や自立が阻まれることのないよう、必要な情報提供・コミュニケーション保障をはじめ、総合相談、災害時の情報発信等の支援が求められています。聴覚障害者の権利擁護と生活・発達支援などの拠点施設として、センターは非常に大きな役割を担っています。
沿革
1990年 (平成2年) |
身体障害者福祉法改正により、聴覚障害者情報提供施設が制度化される (身体障害者福祉法第34条・施行規則18条) |
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2001年 (平成13年) |
センター設立委員会を設置 兵庫県下の聴覚障害者団体、支援団体等11団体で構成 兵庫県・神戸市へ情報提供施設設置の交渉を重ねる |
2003年 (平成15年) |
兵庫県が「聴覚障害者情報提供体制検討委員会」を設置し、 神戸市と具体的な構想を当事者団体、支援団体と共に進める |
2005年 (平成17年) 5月9日 |
兵庫県立聴覚障害者情報センター開設(全国で29番目) 職員体制6名でスタート |
2006年 (平成18年) |
聞こえの相談事業等が追加され、正規職員7名に増員 |
2017年 (平成29年) |
盲ろう関係の事業が、ひょうご盲ろう者支援センターに移管 |
事業の概要
- 手話通訳者・要約筆記者の派遣・養成事業
- 生活相談や、生活訓練等、暮らしに関する支援事業
- 聴覚障害者団体や手話サークル・要約筆記サークルなどの活動支援(団体交流室)
- 聴覚障害者向け映像の自主制作、字幕や手話入り映像作品(DVD・VHS)の貸出事業
- 聴覚障害者への情報発信に関する事業
- 聴覚障害者向け災害等緊急時情報発信事業