情報センター・事業案内

要約筆記説明動画

要約筆記派遣を依頼される主催者の皆様へ

要約筆記の方法別に、説明動画を作りました。
場面別に、必要機材や設営方法等の概要をご紹介します。
順次アップしていきますので、要約筆記派遣依頼の際のご参考に、ぜひご覧ください。

◆要約筆記とは・・・  難聴者や中途失聴者等、聴覚に障害のある方に、その場の話の内容を要約し、文字で伝える情報保障の方法です。

利用する場面は、講演、イベント、会議など複数の人が集まる会合から、受診や相談など個人の日常生活・社会生活場面など、さまざまです

要約筆記の方法・・・  場面によって、いくつかの方法があります。

<全体投影>複数または不特定多数の人が利用する場合は、スクリーンや大型モニター等に要約筆記の文字を映し出します。「全体投影」と呼んでいます。

<ノートテイク>利用者が1~2名の場合、利用者の隣で筆記・入力したり、利用者の前にモニターを置いて、要約筆記の文字を見ていただきます。「ノートテイク」と呼んでいます。

また、要約筆記者が音声情報を・音情報を文字にする手段として、

手書きで要約筆記をする場合と、パソコンを使う場合があります。

いずれの場合も、用紙やペン、パソコン、スクリーンやプロジェクター、モニターなどの備品や機材の準備が必要です。機材を使う場合は、電源の確保も必要です。


要約筆記をご依頼いただくにあたってお願いしたいこと。

要約筆記は、高い集中力が必要な通訳作業です。全体投影・ノートテイクのいずれも、約10~15分前後で交代しながら筆記・入力します。チームの要約筆記者全員が着席できるスペースの確保をお願いします。

利用者は、何十分、何時間と、要約筆記の文字を見続けることになります。長時間、無理なく利用できる配慮が大切です。

また要約筆記者は、その場の音声情報を聞くと同時に、その場の状況も見ながら要約筆記を行います。正しく、素早く利用者に情報を伝えるためには、要約筆記者が音声を聞き取りやすく、かつ利用者や会場の様子を把握できる環境を整えることも必要です。

また、ユニバーサル社会における情報保障を考慮し、「聴覚障害者のための要約筆記をつけている」ことを、来場者に向けてご案内いただくようお願いします。 

【動画リスト】

◆要約筆記に必要な機材、要約筆記者席や機材の設営について

要約筆記の説明動画1:全体投影(パソコン要約筆記) ~舞台のあるホールの場合~
要約筆記の説明動画2:全体投影(パソコン要約筆記) ~会議室の場合~ 
要約筆記の説明動画3以降 <準備中>

会場に参集する会合に要約筆記をつける場合の、必要備品や機材、会場設営について、一例をご紹介しています。これらの方法がすべてではありませんので、具体的な方法については、個別に要約筆記派遣担当者にご相談ください。
※上記動画には、音声のナレーションはありません。BGMのみです。

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